「ダンケルク」2D字幕版通常スクリーンで見た。

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9月は見たい映画ラッシュなのですが、なかなか忙しい・・・・いつ映画館に行けるのだろうと考えていたら週末悶々としてしまいました。このままでは「ダンケルク」をIMAXで見るどころか劇場で見れずに時が過ぎて行きそうです。我慢できず切実な想いを表に出して、日曜日の夜ですが、時間をもらって急遽「ダンケルク」を2D字幕版通常スクリーンで見ました。

ダンケルク(2D字幕版)(2017)

★★★★★(90点)

良かったです。この映像すごい!と感じ続け、画面に釘付けとなったまま見終わりました。美しい町並みの中で見えない敵から狙撃され、味方の塹壕にたどり着く冒頭から、一気に視界が開ける広大な浜辺のシーンはまさに自分がそのフィールドを見ている感覚。他の戦争映画では味わった事のない感覚がそこにありました。

浜辺のシーンは映画表現の1つの極致ではないでしょうか。(でもIMAXに比べて通常スクリーンはかなりの画面がちょん切れているそうなんですよね・・・)

通常版でも充分すごかったです。視界が開けているからの恐ろしさ、遠くから戦闘機が爆撃のために迫って来る。なすすべのない恐怖が淡々と来て去っていく怖さが伝わってきます。役者陣も、飛行機乗りのトム・ハーディ初めとても魅力的でした。

物語は時系列を組み合わせて兵士たちの疲れや緊張を上手く表現していて、シンプルなのでこの映画の映像的凄まじさをじっくり味わうことができました。