クリスティン・スチュワートが素敵すぎる「カフェソサエティ」感想

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こんばんはエルチ(@elchi3000)です。
この所出張続きで、観た映画の感想が溜まってきちゃってまして、5月のはじめに観たこの映画の感想を今書いている次第です・・・・

ウッディ・アレン監督作への誤解

「ローマでアモーレ」(未見)「世界中がアイラブユー」(未見)「それでも恋するバルセロナ」(未見)などなど、女子力満載な邦題とパッケージのビジュアル。「ウッディ・アレンの映画が好きなの・・・」という女性が周囲にいて、ウッディ・アレン監督を大人の女性が好きなロマンスを撮る監督として勝手に認知しておりましてちょっと嫌厭気味でした。

今回も日本版の予告編を見るとそんな雰囲気が漂いまくっております。「1人の男と2人のヴェロニカ」ってねー?

最近、日本の配給会社による放題やキャッチフレーズなどが否定的に取り上げられておりますが、この映画もかなりイメージ変えてきてますよね。でも、まあウッディの映画が好きな方に撮っては「またか・・」くらいの話で、より多くの人に作品に触れてもらうためなんでしょうかね。

ミッドナイト・イン・パリで誤解解消

私の場合、前述のようにすっかり俺の見る映画じゃないんだろうなと思ってしまってましたが、ある時「ミッドナイト・イン・パリ」を飛行機内で評判良いし見てみるか・・・なんて上から目線で見てみたら、完全にぶっ飛ばされてしまいました。

これって俺たちの為の映画では?などと男40代いい夢観させていただきました。

さらに以前から好きだったレア・セドゥさんがこの映画ではなんて素敵なんだと感動。大好きになっちゃいました。推している女子をウッディ・アレンが撮ると、それはもう魅力全開なるということは聞き及んでおりましたので納得づくでハマりました。

そして今回、ツイッターなどで最近のクリスティン・スチュワートのかっこよさに目を奪われていた所、今回の「カフェソサエティ」が気になって見に来てしまいました。

ということで5月早々にららぽーと富士見のラストの回で見てきました。映画館は数人のおじさんたちがいるのみ、上述の流れで見に来ていた自分は妙に納得して見てきましたよ。

1930年代ハリウッド黄金時代を背景に、きらびやかな社交界(カフェ・ソサエティ)に身を置くことになった青年の恋や人生を描いたロマンティックコメディ。映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビーは、業界の有力者である叔父フィルを頼ってハリウッドにやってくる。フィルの秘書を務める美女ヴォニーに心を奪われたボビーは、映画スターやセレブリティを相手に、フィルの下で働きながらヴォニーと親密になっていくが、彼女には思いがけない恋人の存在があった。

監督 ウッディ・アレン
製作 レッティ・アロンソン/スティーブン・テネンバウム/エドワード・ワルソン
製作総指揮 アダム・B・スターン
キャスト ジェシー・アイゼンバーグ ボビー /クリステン・スチュワート ヴォニー/ブレイク・ライブリー ヴェロニカ / スティーブ・カレル フィル / コリー・ストール ベン

カフェ・ソサエティ(Cafe Society)(2017)(96分)

★★★☆☆ (75点)

*クリスティン・・スチュワー得点 → ★★★★★(満点)

お陰様でウッディ大好きになりました。

「カフェソサエティ」この映画も大好きな映画でした。舞台はハリウッド、ニューヨークと2つの町で全ての場面が魅力的でありバライティに富んでおり飽きさせません。パーティが開かれる豪邸、バー、ホテル、そしてニューヨークのクラブ。1930年台こんなにパワフルだったんですね。

主役の2人の成長と、変わることに対する諦めも大人の現実を感じさせてくれ、感情移入できました。後半の再会ロマンスも渋く描かれていて40代男性の私としてもとても胸にきました。また華やかな画面と並行して、暴力や、乾いた笑いもあって良かったです。

特にこのお兄ちゃん。バイオレントだけど、良き兄な所が大好きでした。映画館でこの人どっかで・・・と思い続けて観ていましたが、ハウス・オブ・カードで酒に溺れがちな若き政治家ピーター・ルッソさんでしたね。

でもユダヤ系ジョークや1930年台の背景なども私の勉強不足とは思いますが、この辺り、ちょっとまだ乗り切れないところがあるのも事実です。ジェシー・アイゼンバーグの語りが美味く早口なぶん置いてけぼり感がありました。

クリスティン・スチュワート バンサイ

しかし何と言っても、この映画はクリスティン・スチュワートの映画だと思います。現在のところ今年の(私的)主演女優賞単独トップです。叔父(スティーブ・カレル)から紹介されてからの、ハスキーな第一声から、身のこなし、ファッション全てが良かったです。終わった頃にはボーッするくらい良かったです。カッコいいんですよね。演技もいいんですよね・・・っと語彙力低下気味に成るくらい好きです。

しばらくクリスティン・スチュワートの画像検索をしては、「保存」を繰り返す日々を送っております。

以上ウッディ・アレン監督、御年80歳を超えてこの映画、このクリスティンを撮っているのが凄すぎます。一度伝記を読みながら総復習をしてみたい監督です。一度ウッディ・アレン沼に足を踏み入れる必要がある事を再確認した一作でした。

▲ ウッディ・アレン監督作。大好きでした。

▲ 残念ながら見に行けていない「パーソナルショッパー」予告編。
こちらのクリスティンもカッコよさそうです!