夏のウランバートル着いたら「ザイサンの丘」へ

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モンゴルの首都、ウランバートルへ行ってきました。今回ものMIATモンゴル航空、成田空港からのウランバートル直行便で19:10着の飛行機でした。多くの方がこの便でウランバートルに降り立たれるのでは無いでしょうか?でも初日に現地につく時間としては微妙ですよね・・・・

せっかくのモンゴル旅行、初日は飛行機に乗ってホテルに直行というのも味気ないです。そこで、この時期のウランバートルは21時30分くらいまでは明るいことを良いことに「ザイサンの丘」(ザイサントルゴイ)に直行することにしました。

「ザイサンの丘」はノモンハン事件についての記念碑で、モンゴルが共産国だった時代に建てられたもので、当時のモンゴルとソビエト兵が、日本の傀儡政権であった満州国に対しての戦勝を記念するものなので、折れた日章旗などがレリーフに描かれています。しかし、その後の日本との関係により現在ではとても親日的なモンゴル人が多く、日本人の私が行っても全く気にされたことはありません。

歴史的なレリーフやモニュメントも味わい深いのですが、何と言ってもこの「ザイサンの丘」からは、ウランバートル市が一望できます。経済、政治の変化がめまぐるしいモンゴルですが、ここ数年は街としてはめざましく発展をしております。しかしよく見ると、数年前から工事中のビルなどもあります。

ここは、来るたびに姿を変えてゆくウランバートルの変化がよく分かるので、訪れたら一度は来ると良いと思います。

パステルカラーの小高い丘に囲まれた近代都市の姿がとても美しいです。

空港から40分ほどで到着し、20:30〜21:00くらいこの時間帯は、夕焼け時で綺麗です。この日は雨上がりでしたので虹も出ておりました。この時間でも多くの人達が景色を楽しんでおりました。

「ザイサンの丘」付近はトール川が流れており比較的空気も綺麗で高級住宅地として目下開発中です。今回も麓に商業施設が立っておりました。食事は麓のテラスでバーベキューを食べました。

豪快に炭火で焼かれた新鮮な牛や、羊のバーベキューはとても美味しいです。しかし、ファミリー向けのテラスであるためアルコール類は置いておりませんでしたのでビールが飲みたい方には現状ではおすすめできません。

以前はこの後、ホテルに戻ってから食事をすると、23時を回ってしまっていましたが、周辺で食事をすればもう少し早く自室に入れると思います。便利になりました。

ウランバートルの観光は同じコースでも、街の発展とともに年々楽しみ方が変えられるので面白いです。次回もこの丘に登るのが楽しみです。

モンゴル・ウランバートル・ザイサンの丘